必殺仕置屋稼業 第26話 『一筆啓上脅迫が見えた』
岡引きの弥七(山本麟一)は、夜間見回りの最中、質屋・益田屋へ。益田屋からお茶を振舞われ世間話に講じる。その間、益田屋の蔵に盗賊が忍び込んだ。ところが、蔵の千両箱には小銭しか無かった。その後、盗賊・鉄吉(高峰圭二)と外で示し合わす弥七。弥七は盗賊と組んで、益田屋の隠し金を狙っていた。
大工の富蔵(美川陽一郎)が益田屋の蔵で仕事をしたことを掴んでいた弥七は、「益田屋はあくどい高利貸しをしている」とうそぶき、富蔵から蔵のからくりを聞き出そうとするが、なかなか口を割らない富蔵。弥七は、鉄吉に富蔵の娘・お京を襲わせる。逆上した富蔵はノミで鉄吉に襲い掛かった矢先、弥七が乗り込んできた。富蔵は傷害の現行犯で牢屋に入れられてしまう。富蔵は病弱であり、牢屋の厳しい生活は堪えた。弥七は、富蔵を心身とも追い込んで、口を割らせる腹だった。
牢屋に入れられた富蔵から詳しい事情を聞くために、今回は体が丈夫な印玄が牢屋への囮捜査を押し付けられる。「百叩きはイヤだ」とクサる印玄であったが、仕置料前払いと主水の手心で五十叩きに刑を軽減することを条件にしぶしぶ役目を引き受ける。そうと決まれば、早速、竹の湯の脱衣場で盗みをはたらいて、簡単に牢屋への潜入に成功。怪力で牢屋の衆をビビらせて、あっという間に牢名主の座をゲットするのだった。印玄は、富蔵からようやく益田屋の蔵の隠し部屋の謎を聞き出すことに成功するが、富蔵は息絶える。富蔵は印玄に打ち明けるより先に、弥七の脅迫に屈し、隠し部屋のことを吐露していた。
印玄に刑が執行される日がやってきた。主水は印玄に五十叩きを約束してくれたが、フタを開けてみれば百叩きであった。さすがの印玄もボロボロのガタガタとなり、アジトへ帰還。今回の仕置は、市松、主水の二人で実行することとなった。市松は蔵へ押入った鉄吉を仕置。一方、主水は仕置決行の晩、当直であった。捨三は機転を利かして、奉行所近くで盗人騒ぎを起こし混乱を巻き起こす。捨三は盗人騒ぎの目撃者のフリをして、奉行所内への潜入に成功。主水は腹痛を装い、便所へ駆け込む。便所で捨三と入れ替わり、主水は外へ。主水は全力で益田屋へとダッシュ。主水が不在の間、捨三は便所内で「う~ん」と唸り、時間を稼ぐ。益田屋前に辿りついた主水は、「俺ぁ、忙しいんだ。早く成仏してくれ」と弥七を手早く始末。また、ダッシュで奉行所へ戻る。門番の目を欺くことに成功し、素早く便所で捨三と入れ替わるのだった。
相変わらず、ヤマリンさんが押し出しの強さを発揮して小悪党を好演。主水と捨三がコンビプレイで絶妙のすり替わり術を披露する。それにしても、女衒・国広富之って・・・(笑)
ゲスト:山本麟一、美川陽一郎、高峰圭二、国広富之
脚本:保利吉紀
監督:松野宏軌
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