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2010年3月

2010年3月17日 (水)

甥の命名

先日、約半年ぶりに妹と会う。我が妹は今年6月に初子を出産予定。エコー写真でオチンチンが微かに確認出来たらしく、久々に開催された家族会議の話題は、おそらく男子であろう初子の命名となる。娘婿ほったらかしでこのような話を進めていく所が、ずうずうしい我が家らしいところではあるが。

以前から、「古風な名前が良い」と妹は宣言。
まぁ、甥とはいえ、“翔”やら“凛”やらくだら ない名前は勘弁願いたいところである。妹のイメージする古 風な名前、第一候補は「こたろう」だそうである。これを聞いてすかさず親父が風魔小太郎か?と口を挟む。無知な妹が風魔小太郎なんぞ知る由もない。「花の慶次」フリークならともかく。妹が考えているのは寅年にちなんで、「虎太郎」か「琥太郎」だそうである。おいおい。無知な妹の古風とは、やっぱりというか何というか・・・ナンセンス極まりなかった。普通、古風というと「ひろし」とか「きよし」とか「たかし」と違うんかい?寅年で虎太郎もたいがい安直過ぎるが、琥珀色の琥で琥太郎とは参った。これでは翔や凛と大して変わらんぞ。だいたい「琥」という字は琥珀色という言葉にしか用いられない。虎の形か色をした翡翠(ひすい)のことを「琥」と言ったそうである。要するに名前には相応しくない、というか名前自体が意味の無いものになる。

ちなみに私の命名候補は「泰平」。読みは「たいへい」でも「やすへい」でも可。戦乱の世とまではいかないまでもこの混迷の世に天下泰平をもたらす期待を込めての泰平。これ、良くないか?古風だろ?大きい人間に育ってくれそうじゃないか、などとほざいておると、「お前も早く嫁を娶って子作りせい」と家族からは一蹴される。そりゃそうである。叔父が偉そうに口を挟む問題では無かったな。


でも、「琥太郎」だけはやっぱりやめようよと言っておく。

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2010年3月11日 (木)

日本映画の感想 『ノン子36歳(家事手伝い)』

熊切監督初の女性映画であるということ、坂井真紀が熊切作品出演3作目で既に熊切作品の常連と成りつつあること。これくらいの予備知識しかなかったので、坂井真紀が全裸でファックシーンを演じていることにまず度肝を抜かれた。ただこのファックシーン、興奮しないんだこれが(褒め言葉)。嫌らしいというよりか、年増女の生々しさ、もの悲しさが画面の奥から滲み出てくるようなセックス。いつか見た、サトウトシキ×葉月螢のピンク映画のような味わいに近い。

タイトル通りの36歳、バツイチ、出戻り、酒をあおりくだを巻き、煙草を吹かし、ふて腐れては街のゴミ箱を蹴り倒し、行きずり気味に前の夫や同居人の若者と身体を交える、そんなイタい女の再生記。ただこのノン子というタレント崩れの女、イタくはあるが、不思議と嫌味は感じない。それはノン子という主人公の内面描写がうまく表現されている証拠でもある。

体当たり演技という言葉ほどの重々しさは感じさせない坂井真紀の自然体の演技がよろしい。近年、活躍の場をテレビから映画や舞台にシフトチェンジさせているみたいだが、存在感は格段にアップしている。若松孝二の赤軍映画で主役を張る実力は伊達ではないことを確認。バンドマンでありながら松尾スズキの大人計画にも所属しているらしい星野源が坂井の相手役。坂井の家族に佐藤仁美、斉木しげる、宇都宮雅代。坂井行きつけの飲み屋のママに最初誰かわからなかった新田恵利。テキヤの元締めに最近映画出まくりの感ある津田寛治。坂井の前夫に、こういう情けない役どころでは絶品の味をみせる鶴見辰吾。


 『ノン子36歳(家事手伝い)』                      Nonko36
  監督:熊切和嘉
  脚本:宇治田隆史
  撮影:近藤隆人
  音楽:赤犬
  出演:坂井真紀、星野源、鶴見辰吾、
      新田恵利、佐藤仁美、津田寛治、
      斉木しげる、宇都宮雅代
  (2008、ゼアリズエンタープライズ・東映ビデオほか)

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2010年3月10日 (水)

日本映画の感想 『ラブホテル』

寺田農さんていうのは、ナレーションの仕事も多くて低音の落ち着いた声質の人なんだが、この人の“がなり声”は良くないなぁ。なにか、不快に耳に響く感じで。この映画での名美をいたぶらんとするシーンがそうなんだが、『野性の証明』でのテロリスト役でもそんなことを感じて、今回もそう思ってしまったわけである。

まぁ、それは置いといたとして、ニューセンチュリープロデューサーズが共同製作したロマンポルノ後期の佳作。石井隆脚本なので、主人公はもちろん名美と村木。ただ、これまでの『天使のはらわた』シリーズと比べ、名美はレイプされるとかそういう過去は背負っておらず、寺田農演じる村木がひたすらに情けない男として身を落とし、名美に生への一筋の光明を見出すという物語である。この新しい名美像はロマンポルノ終焉期の石井監督処女作『赤い眩暈』でも踏襲。
とにかく、今までの『天使のはらわた』と比べ、ハードな要素が薄まった分、一組の男女のすれ違い、再会、交わり、嘘、そして別離といった過程が静かに情緒豊かに描かれている。

速水典子はたしかグラドルのはしりみたいな人だったと記憶しているが、ちょいケバい風体がいかにも80年代という感じ。まぁほんとに80年代なんだが。
脇は中川梨絵や益富信孝といった従来からのロマンポルノ組に加え、佐藤浩市、尾美としのり、伊武雅刀、萬田久子、志水季里子ら何気に豪華。ロッキー刑事こと木之元亮も参加。挿入歌『夜へ』(歌:山口百恵、詩:阿木耀子)は凄味を感じさせる怪曲。


 『ラブホテル』                               Love_hotel_2
  監督:相米慎二
  脚本:石井隆
  撮影:篠田昇
  出演:速水典子、寺田農、志水季里子、
      益富信孝、中川梨絵、佐藤浩市、
      尾美としのり、伊武雅刀、木之元亮
  (1985、NCP・にっかつ)

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2010年3月 6日 (土)

運気をためこむ3月

バンクーバーオリンピックがあっけなく終了した。
サラリーマンにとっては、競技の時間帯が辛すぎた。夜更かしも出来ないお昼時に決勝競技が集中して、ほとんど生観戦は出来ず。スケート競技では銀3、銅2のメダルを獲得したが、ジャンプやノルディックといったスキー競技は奮わず残念。それにしても、スキーのクラシカルというのは凄い競技である。だいたいあの急な上り坂をスキー板で全速力で登っていくという感覚が常人にはわからない。最後の直線の攻防なんてまるで競馬みたいだった。

国母問題は日本という国のアホっぷりを全世界に晒したようなものだった。Kokubo
あの空港でのスタイルも記者会見での不貞腐れっぷりも、根本的に良い悪いは置いといたとして、とりあえず、それを問題視するのであれば、周りの大人がフォローしてやれば回避出来た問題なのではないか?国母自体も今どきの若者といえばそれまでなのだが、やはりあの騒動が競技に少なからず影響したことは間違いが無いし、その後、マスコミの格好の餌食とされたことは不憫極まりない。いくら今どきの若者とはいえ、メンタル的なダメージは相当なものだろう。とにかく、こんなことが大問題に発展すること自体が情けない。

年明けからギャンブル運が冴えない。
麻雀。リーチをかければ当り牌を掴まされる、聴牌形がどうしても場に高い色になる、やっとこさで辿りついたトップ目もオーラスで鮮やかに捲くられる、の悪循環。競馬。ハナ差届かずの連続。無欲のボックス馬券は引っかかるが、自信の単勝、馬単、3単の1着付けがとにかくハマらない。ボックスは所詮、当てもの感覚という側面が強い。勝馬投票券というからには、1着を当てなければ気持ちが昂ぶらない。3月は一切のギャンブルは控えて、運気をためこんだ方が良さそうだな。まぁ、種銭に乏しいというのが本当の理由だが。少ない銭で足掻いても、心の余裕が無いだけおそらく良い結果は出ないだろう。

幸い、3月はギャンブル絶ちが出来るだけのモチベーションが他にもある。
今日からいよいよJリーグが開幕する。我が京都サンガは3年目のJ1シーズン。相変わらず、加トQ監督はプロレス団体でも作りたいのか?と疑いたくなるような、フィジカル派中心のメンバーを構成しているが、この現実的なサッカーでなんとかJ1に2年留まったことも事実。カカ2世の呼び声高い(?)ドゥトラの故障は痛手だが、大剛の完全復活と鈴木慎吾のチーム復帰は心強い。去年は殆ど期待が持てなかったサイド攻撃に、これで厚みが出てくる。後はヤナギが怪我無しで1年もってくれるか?ディエゴは下がってボールを貰いにいかずに前で勝負してほしい。郭やチエゴは計算出来るのだろうか?角田などは持ち前の「中の下のユーティリティーさ(爆)」で居場所を確保出来るだろうが、安藤や中山にとってはチームの中心になれるかの正念場。中村太、中村充、上里、宮吉、金、加藤ら若手の底上げもそろそろ欲しいところ・・・などと、期待と不安が入り混じる開幕直前に胸を躍らせている次第。

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