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2009年6月

日本映画の感想 『ビジターQ』

家族の崩壊→再生もの。
何か、「家族ゲーム」のようなテイストを持った映画である。しかし、それは基本的なテイストだけであり、この映画でやっていること、それはもう…恐ろしいこと極まりない。あまりにもエスカレートし過ぎのイジメ、援助交際、家庭内暴力、近親相姦、死姦、殺人、母乳(本物)・・・やっちゃたなぁって感じで。デジタルビデオ撮影がまたまた生々しい。

しかし何といってもエンケンである。援助交際する娘、イジメのストレスを家庭内暴力で紛らわす息子を商売のネタにするテレビレポーター。イジメの実況中継、娘とのセックス、同僚を絞殺した後、死後硬直の体を死姦、そしてラストの母乳吸いまで、ちんぽ丸出し大サービスで頑張っている。うーん、これこそ俳優魂。


 『ビジターQ』                                Q_2
  監督:三池崇史
  脚本:江良至
  撮影:山本英夫
  音楽:遠藤浩二
  出演:遠藤憲一、内田春菊、渡辺一志、
      中原翔子、不二子、武藤洵、鈴木一功
  (2001、シネロケット・日本トラスティック)

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6月28日の重賞予想、狙い目

阪神10R 宝塚記念(GⅠ 2200芝)
 ◎  7 アルナスライン
 ○ 11 ディープスカイ
 ▲  9 ドリームジャーニー
 △  8 サクラメガワンダー
 × 14 カンパニー
 ×  4 アドマイヤフジ
 ×  2 インティライミ

外から差し込みにくい馬場が続いている。加えて、宝塚記念というレースは中間で12秒台前半のラップが3度4度刻まれることが多く、ここは切れ味よりも持久力が求められる流れになると思う。これらの要因を考慮すれば、◎はアルナスラインに落ち着く。蛯名に手替わりしてからの2戦は完全に先行抜け出しの競馬をマスター。切れる脚を使えるタイプでもなく、今の馬場、宝塚記念の流れもこの馬に味方するだろう。○ディープスカイはとにかく勝ちきれない。この馬は◎とは逆に先行抜け出しパターンが仇となっているようだ。溜めるだけ溜めた方が弾けるのかもしれない。馬券圏内は外さないだろうが、単勝1倍台には大いに不安がある。▲ドリームジャーニー。この馬に一番向きそうなGⅠではあるが、切れ味を軽視した予想をしているので少し評価を落とした。以下、サクラ、カンパニー、アドマイヤ、インティ。実績よりも適正を重視した順位付け。

09年重賞成績 -11,010円(回収率69.42%)

狙い目

北海道の王様はアンカツでも武でもウチパクでも岩田でもない。藤田伸二である。特に先行馬に騎乗した場合、ほとんど馬券に絡むシーンしか頭に浮かばない。明日は宝塚記念が行われる関係で札幌に滞在していたアンカツや四位、横山典も阪神に出払う。この男の独壇場が目に浮かぶよう。多々ある有力馬の中でも激選3クラを。

札幌7R 3歳上500万下(ダ1000)
 ◎  8 チャンピオンラブ
 ○  6 ベルシャルル
 ▲  7 メイショウエルピス
 △  3 マーシャルソング
 × 10 ペプチドハリケーン

2走前、未勝利を大差勝ちした◎。ダート替わり、距離短縮は好材料。しかも古馬にこれといった存在も居ない。勝ってくれと言わんばかりのシフトである。行ききってそのままだろう。ただし、相手は紛れがあるかもしれない。

札幌9R STV賞(3歳上1000万下 芝1200)
 ◎  2 ボーダレスワールド
 ○  8 ケイアイプラウド
 △  1 マザーズウィッシュ

単純に◎ボーダレスワールドの力が抜けている。この馬の存在が当レースを少頭数にした。○ケイアイとの一騎打ち濃厚。ただし、◎-○の馬連配当は200円を切るかもしれない(笑)。札幌巧者の中舘マザーズウィッシュに一角崩しの期待。

札幌12R 3歳上500万下(ダ1700)
 ◎  9 ナイスシャトル
 ○  1 ブチカマシ
 ▲  4 ジャンバティスト
 △  6 シュヴァイツァー
 ×  3 ダイレクトパス

◎ナイスシャトルが全勝鞍を挙げているダートに戻ってきた。この馬は先行馬ではないが、こういう馬も藤田にかかると軽快に先行して短い直線を押し切る。ただ一頭の降級馬。手強そうな3歳馬も居り、休み明けも気になるが、このタイミングでこそ馬券の妙味もある。

09年狙い目成績 -3,060円(回収率91.48%)

※ 的中の定義・・・◎-○▲△×のフォーカスを1点100円で購入した場合。
ウラオモテ関係なく的中とし、馬連配当を回収金額とする。尚、○-▲のフォーカスは的中とは定義しない

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6月21日の重賞予想、狙い目

阪神10R マーメイドS(GⅢ 2000芝 ハンデ 牝限)
 ◎ 10 ニシノブルームーン
 ○  3 ザレマ
 ▲ 16 リトルアマポーラ
 △  5 ベッラレイア
 × 12 ブーケフレグランス
 ×  8 レインダンス
 × 11 セラフィックロンプ
 × 14 ビエンナーレ

◎ニシノ。好位抜け出しの横綱相撲で3クラスを突破してきた3連勝の内容は濃い。他の有力馬は酷量のハンデを背負わされたり、ムラ駆け傾向のある馬達ばかり。ならば、ニシノから入る方が面白い。開幕週の馬場、内回りコースも味方しそうだ。

09年重賞成績 -10,310円(回収率70.79%)

狙い目
阪神6R 3歳未勝利(1600芝)
 ◎  6 タガノプリガデイロ
 ○ 12 ワールドロレックス
 ▲ 15 コスモクリスタル
 △ 16 アーリースプリング
 × 18 スリーロゼット
 ×  9 レインボーマリーン
 × 10 エイシンダヴィンチ
 ×  3 パラディーゾ

ローカルに活路を見出そうとしたものの結局、勝ちには恵まれなかった◎タガノ。個人的には中央場所の広いコースの方が合う馬だと思っている。安藤勝に手も戻り、ここは必勝態勢か。

札幌8R えりも特別(3歳上500万下 1700ダ)
 ◎  1 ブラッシュアップ
 ○  6 ウィッシュビーワン

もちろん、1000万下からの降級馬の争い。中でも◎ブラッシュ、○ウィッシュが抜けた存在。安そうなので、1点で仕留めたい。

09年狙い目成績 -2,650円(回収率92.45%)

※ 的中の定義・・・◎-○▲△×のフォーカスを1点100円で購入した場合。
ウラオモテ関係なく的中とし、馬連配当を回収金額とする。尚、○-▲のフォーカスは的中とは定義しない

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日本映画の感想 『オーディション』

一昔前、日本映画界において巻き起こったJホラーブーム。それらの多くは恐怖の対象が“呪い”であったり“祟り”であったりするのだが、本作の恐怖の対象は精神異常者、いわゆる“サイコ”。欧米では、古くはヒッチコックの「サイコ」、昨今では「羊たちの沈黙」に始まるレクター博士シリーズなどいわゆる「サイコホラー(スリラー)」の類いは数多いのだが、実は日本映画ではこの手の類は意外と少なかったのではと思う。

で、本作はその題材も斬新なら恐怖を見せる手法も斬新。実はストーリーの大半は何も起きない。ただ静かに展開していく。しかし、そこかしこに漂う緊張感は抜群。妻を亡くしてからというもの、気力に乏しい主人公・石橋凌は友人の映画会社役員からオーディションを開こうと提案される。表向き、新作映画のオーディションを装いながら、その実、主人公の再婚相手選び、なのである。このちょっとドキドキするようなお話が、さりげなく恐怖の予感を滲ませながら進行していく。しかも、当然必要になるはずの回想や説明といった、けだるい方法はいっさい採られていない。中盤の会話の場面が、終盤でまったく別の意味を持った場面として、主人公(石橋凌)の頭のなかで展開され、彼の記憶を変えていく。果たして、この記憶は真実なのか?妄想なのか?いや、その記憶は本当に主人公のものなのか?そんなことすらさっぱりわからないことが、よりいっそう恐怖を加速させてゆく。

主人公がこの罠に陥った要因は「恋の病」。女の仕掛けた罠は確かに用意周到ではあるのだが、至って単純なものである。たぶん、普通の人間なら彼女の通っていたバレエスクール、そして銀座の古びたバーにまつわる不気味な逸話やその雰囲気に不穏な空気を感じて、彼女から身を引こうと考えるに違いない。しかし、それは主人公にとっては別の話。主人公は彼女に惹かれていたのである。惚れた人間の悪い部分など誰も見たくもないし、信じたくもない。そういう部分には出来るだけ目をつむっていたい…誰しもそういう経験はあるものだろう。恋することの喜びやときめきを一度でも味わったことのある人なら、この主人公のはまった罠が、いかにありふれた物なのかがよくわかるはずだ。実は、これが本作の“ミソ”の部分で、観る者に決してこの映画を対岸の火事だとは思わせない、確かにここまでの仕打ちを受ける人など絶対に居ないとは思うが、それでも恋した人に裏切られる、または全く想像もつかない側面を見てしまう、つまり「恋の病」から「現実」に戻されるそのショックは誰しもが一度は味わうことであり、それが主人公への感情移入へと繋がって、その恐怖も倍増してしまうのである。ラストの石橋凌の表情は、痛みや衝撃といったものよりもむしろ、恋が最悪の形で破れてしまったという無念さを表しているかのよう。

冒頭にも書いたが、意外と日本映画界で「サイコ・ホラー」という類いは希有であり、またそれだけに留まらず、映画そのものとしてもかなりの出来で、それなりに傑作だとは思うのだが・・・やっぱり後味は物凄く悪く、再び観ようとは思わない。あと、袋の中の大杉漣はとてもじゃないけど、わからない。


 『オーディション』                               Kirikiri
  監督:三池崇史
  脚本:天願大介
  撮影:山本英夫
  音楽:遠藤浩二
  出演:石橋凌、椎名英姫、國村隼、
      大杉漣、石橋蓮司、松田美由紀、
      根岸季衣、沢木哲、斉木しげる、光石研
  (2000、オメガプロジェクト)

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日本映画の感想 『DEAD OR ALIVE FINAL』

DOAシリーズ完結編。1発目にどでかい花火を打ち上げてしまうと、続編の作りというものはやっぱり難しくなってしまうもので、それはただ単に“面白い”という要素を超えて、“奇想天外”とか“驚天動地”なんていう表現をされたDOAならなおのことである。

『DOA2』では、いろいろなアイデア満載ではあったものの、観る側より作り手の方がパート1を意識してしまっているかのような作為的で重苦しいムードがどこかしこに漂っていたものである。しかし、今こうやってFINALを観終わってみると、こちらの作為もかなりのもので、確かにラストもパート1に勝るとも劣らぬ、誰も想像出来ないものなのだが、全てをこのラストに集約させたような、ラストだけが浮いてしまっている感がある。例えば、パート1ではあのラストの役割は異様な盛り上がりを見せた上での締め、仕上げという意味を持ったものであり、そこで丹念に積み上げてきたものを一気にブチ壊す賭けに出た、というところが最高に痛快で面白かった。しかし、このFINALではラストこそが中心、ラストこそが全てという仕上がりになっており、それは偶発的というよりかはもう必然の域で、何かそれまでの展開は義務的に消費されたに過ぎない、とまで思えてしまう。そう考えれば、パート1を意識するあまりではあるが、180度違う方法論(ロードムービー、遊び、翔&力のコミカル演技等)で乗り切ってみせたパート2の方がよっぽどマシだったなと今となっては思うのである。

現代の香港の雑多な雰囲気をそのまま24世紀の横浜に見立てた舞台設定、意外とキレのある翔&力のジャッキーばりのカンフーにワイヤーアクション…など単体で見れば楽しめる部分も結構あった。もしかして、DOAシリーズという“足枷”を外してあげればもっと弾けた、ラストに集約しない、傑作になった可能性もあったのかもしれない。


 『DEAD OR ALIVE FINAL』                     Doa_final_2
  監督:三池崇史
  脚本:石川均、龍一朗、鴨義信
  撮影:田中一成
  音楽:遠藤浩二
  出演:哀川翔、竹内力、小室博義、
      テレンス・イン、ジョシー・ホー、
      マリア・チェン、リチャード・チェン
  (2002、大映・東映ビデオ)

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6月14日の重賞予想、狙い目

東京11R エプソムカップ(GⅢ 1800芝)
 ◎ 11 キャプテンベガ
 ○ 12 ヒカルオオゾラ
 ▲  6 ニルヴァーナ
 △ 10 ダイシングロウ
 ×  2 マストビートゥルー
 ×  4 アーネストリー
 ×  3 ライムキャンディ
 × 18 ミストラルクルーズ

勝ち味には遅いが、地力は一番ではないかと思うキャプテンベガに◎。良血の本格化と称するには少々遅すぎる感もあるが、ここ数戦は確実に末脚を使えるようになった。横山典への乗り代わりも良い。多分、直線に賭ける競馬になるのだろうが、そういう馬にはうってつけの騎手。

中京10R CBC賞(GⅡ 1200芝 ハンデ)
 ◎  6 ウエスタンダンサー
 ○ 14 ソルジャーズソング
 ▲  3 ボストンオー
 △ 11 メイショウキトリ
 × 15 アウトクラトール
 ×  4 カノヤザクラ
 ×  5 カルナバリート
 × 13 アーバンストリート
 × 17 エイシンタイガー

この時期にレースが移行されて4年目。開催最終週に行われるレースだが、あまり中京特有の外差し傾向に惑わされる必要はないと思う。過去の馬券対象馬の傾向として、意外と先行脚質、ダート型、パワー型の血統、こんなところをキーワードに狙い馬を探してみると自然と◎ウエスタンダンサーに目がいく。ここ3戦はG1、G2、G2と走りぬいて、着順こそ悪いが全て1秒差以内にまとめており、大負けはしていない。距離短縮が良いのは言わずもがなである。

09年重賞成績 -8,810円(回収率73.93%)

狙い目
東京9R エーデルワイスS(3歳1000万下 1600芝)
 ◎  1 ロードロックスター
 ○  7 ナリタクリスタル
 ▲  3 ダノンヒデキ
 △  6 ストロングガルーダ
 ×  9 トップゾーン
 ×  8 アクアブルースカイ
 × 10 アドバンスウェイ

京都新聞杯のレースぶりを見れば、ここでは格が一枚上であろう◎ロードロックスター。マイルは少し忙しい気もするが、跳びの大きいワイルドな走りをするので、東京の広い馬場は好材料だろう。母はレディパステル。絶対東京は得意なハズ。

09年狙い目成績 -2,050円(回収率94.06%)


※ 的中の定義・・・◎-○▲△×のフォーカスを1点100円で購入した場合。
ウラオモテ関係なく的中とし、馬連配当を回収金額とする。尚、○-▲のフォーカスは的中とは定義しない

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6月7日の重賞予想、狙い目

東京11R 安田記念(GⅠ 1600芝)
 ◎ 13 スーパーホーネット
 ○  3 ウオッカ
 ▲  6 ディープスカイ
 △ 18 サイトウイナー
 × 16 アルマダ
 ×  7 ライブコンサート

荒れるイメージのあるGⅠだが、今年は有力馬とそれ以外の馬の力差は明白。先週のダービーのように、土砂降りにでもならない限り平穏におさまるのでは。基本的には3強プラス香港馬が馬券対象。後は順位付け。使い込むごとに成績を下げてしまう◎スーパーホーネットが今年はマイラーズCを一叩き後、きっちりここに照準を合わせてきた。叩き2戦目の成績は脅威の4-1-0-1。既にドバイで激戦を消化しているウオッカ、宝塚が大目標のディープスカイより一日の長があるとみる。東京マイルでは本来、こっちを本命にしなければならないかもしれないウオッカ。前述の通り、臨戦過程で◎に一歩譲ることと、弱メン相手のヴィクトリアマイルの印象が強烈で過剰人気の気があり、馬券的妙味が薄いので○の評価に。ディープスカイは▲。こちらは◎とは違い、もともと叩き良化、勝ち味に遅いタイプなので、久々のマイルのペースで取りこぼしという場面も充分考えられる。後は毎年不気味な香港馬に、個人的にお世話になっているライブコンサートを少々。

09年重賞成績 -8,310円(回収率75.05%)

狙い目
中京8R あじさいステークス(3歳1000万下 1200芝)
 ◎  4 アグネスナチュラル
 ○  1 レディルージュ
 ▲  8 ケイアイガーベラ
 △  5 エイシンフェアリー
 × 12 ケイアイダイオウ
 ×  6 マチカネコロモガワ
 ×  3 フキラウソング

1400でも行きたがる面をみせる◎アグネスにとって、距離短縮は願ってもない。強敵のレディルージュとは殆ど差は無いが、自在にレースを展開できる分、◎の方が幾分有利ではなかろうか。中京開催に滅法強いバクシンオー産駒でもある。

09年狙い目成績 -2,010円(回収率94.07%)

※ 的中の定義・・・◎-○▲△×のフォーカスを1点100円で購入した場合。
ウラオモテ関係なく的中とし、馬連配当を回収金額とする。尚、○-▲のフォーカスは的中とは定義しない。

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